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シーラントって何? 6歳臼歯をむし歯から守るために知っておきたいこと

  • 執筆者の写真: 大阪院 Ihana総合歯科
    大阪院 Ihana総合歯科
  • 5月2日
  • 読了時間: 15分

「6歳臼歯がむし歯になりやすいって本当?」「何か予防できる方法はないの?」——お子さんの歯の健康を気にかけている保護者の方なら、一度はこんな疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか。


こんにちは。Ihana歯科北浜院長の岩崎です。


実は、生えたばかりの奥歯のむし歯リスクを最大80%も減らせる予防法があります。それが「シーラント」と呼ばれる処置です。


この記事では、シーラントとはどんなものなのか、本当に効果があるのか、フッ素塗布とはどう違うのか、そして家庭で気をつけたいポイントまで、科学的な根拠(エビデンス)をもとにわかりやすくお伝えします。

歯ブラシを持つ可愛い熊のカップとチューブが洗面台に置かれ、パジャマ姿の少女が楽しそうに笑っている。明るいバスルーム。

目次






なぜ6歳臼歯はむし歯になりやすいの?



6歳前後になると、乳歯の奥にひっそりと新しい歯が生えてきます。これが「第一大臼歯」——いわゆる6歳臼歯です。乳歯が抜けて生え替わるのではなく、乳歯の"さらに奥"に新しく登場するため、保護者の方が気づきにくいという特徴があります。

この6歳臼歯は、一生使い続ける永久歯の中でも最も早く生え、最も大きく、噛む力の中心を担う、非常に大切な歯です。食べ物をしっかりすりつぶす役割を果たすため、この歯を失うと食事や噛み合わせ全体に大きな影響が出てしまいます。


6歳臼歯がむし歯になりやすい3つの理由


では、なぜそんなに大切な歯がむし歯になりやすいのでしょうか。実は、いくつもの悪条件が重なっているのです。

  1. 歯の表面に深い溝がある:6歳臼歯の噛み合わせ面(咬合面——上下の歯がかみ合う面のこと)には、「小窩裂溝(しょうかれっこう)」と呼ばれる細かい溝やくぼみがたくさんあります。この溝は非常に深く複雑な形をしているため、歯ブラシの毛先が物理的に届きにくい構造になっています。どんなに丁寧に磨いても、溝の奥に入り込んだ汚れや細菌を完全に取り除くのは難しいのです。

  2. 生えたばかりの歯はまだ弱い:生えたての永久歯の「エナメル質」——歯の一番外側を覆っている硬い層——はまだ未成熟な状態です。歯は生えた後、唾液に含まれるミネラルを少しずつ取り込んで硬く丈夫になっていきますが、生えたばかりの時期はこのプロセスが完了しておらず、むし歯菌が出す酸に対して弱い状態にあります。つまり、むし歯菌にとっては「攻撃しやすい格好のターゲット」なのです。

  3. 子ども自身ではうまく磨けない時期と重なる:6歳という年齢は、まだ手先の器用さが発達途上にある時期です。特に口の一番奥に生えてくる6歳臼歯は、お子さんが自分で歯ブラシを届かせるのがとても難しい場所にあります。さらに、生えかけの時期は歯ぐきが一部かぶさっていることも多く、よけいに磨き残しが起こりやすくなります。

「毎日しっかり仕上げ磨きをしているのに、むし歯になってしまった…」という保護者の声が少なくないのは、こうした構造的な理由があるからなのです。




シーラントって、具体的にどんな処置なの?



シーラントは、歯の溝をあらかじめ薄い膜で覆ってしまうことで、むし歯の原因となる汚れや細菌が入り込むのを物理的にブロックする予防処置です。

もう少し具体的に説明すると、歯の深い溝の部分に「レジン」と呼ばれるプラスチック系の樹脂や、「グラスアイオノマーセメント」と呼ばれる歯科用の材料を流し込み、薄く埋めてしまいます。溝がなめらかになることで、食べかすや細菌がたまりにくくなり、歯ブラシでも汚れを落としやすくなるというわけです。


「歯を削るの? 痛くないの?」


保護者の方が最も気になるのは、お子さんへの負担ではないでしょうか。安心していただきたいのは、シーラントは歯を削る必要がなく、痛みもほとんどないということです。処置時間も1本あたりわずか数分程度。注射(麻酔)も通常は必要ありません。

むし歯の治療とは違い、あくまで「予防」のための処置ですので、健康な歯にそのまま行うことができます。お子さんにとっても、歯科治療への心理的なハードルが低い処置といえるでしょう。




シーラントは本当に効果があるの? ——科学的な根拠を見てみましょう



「シーラントがいいと言われても、本当に効果があるのか気になる」という方もいらっしゃるでしょう。ここでは、世界的に権威のある機関や学会、そして質の高い研究がどのように評価しているかを詳しくご紹介します。


世界の公的機関・学会はどう言っているの?


シーラントは、世界中の歯科の専門機関から推奨されている予防法です。

American Dental Association(ADA)——アメリカ歯科医師会のことで、歯科分野で世界的に最も影響力のある団体の一つです——は、2023年のポリシーステートメント(公式な見解表明)で、シーラントは最初の2年間でむし歯を最大80%減少させ、最大9年間にわたって効果が持続すると報告しています。つまり、一度の処置で長期間にわたって歯を守り続けることができるのです。

また、世界保健機関(WHO)も2019年に発表した小児むし歯対策のマニュアルの中で、フッ素の使用や糖質の制限と並んで、シーラントを含む予防アプローチを小児むし歯対策の柱として位置づけています。WHOがわざわざマニュアルに取り上げているということは、それだけ世界的にエビデンスが認められた方法であることを意味しています。


たくさんの研究で繰り返し効果が確認されています


科学の世界では、一つの研究だけで「効果がある」と結論づけることはしません。複数の研究結果を集めて総合的に分析する「システマティックレビュー」(系統的レビュー)や「メタアナリシス」(統計的に統合する手法)と呼ばれる研究手法があり、これらはエビデンスの中でも最も信頼性が高いとされています。シーラントの効果は、こうした質の高い研究で何度も確認されてきました。

Ahovuo-Saloranta et al.(2017)による「コクランレビュー」——医療分野で最も権威あるシステマティックレビューを行う国際的な組織「コクラン」が実施した分析——では、永久歯へのシーラント塗布はむし歯予防に有効であることが示されました。コクランレビューは審査基準が非常に厳格であることで知られており、ここで「有効」と認められることは、科学的に強い裏付けがあることを意味します。

Wright et al.(2016)は、ADA(アメリカ歯科医師会)とAAPD(American Academy of Pediatric Dentistry=アメリカ小児歯科学会)が合同で行ったシステマティックレビューで、シーラントはむし歯の予防だけでなく、ごく初期のむし歯(まだ穴が開いていない段階のもの)の進行を抑制する効果もあると結論づけています。これは、「むし歯になる前に防ぐ」だけでなく、「なりかけの段階で食い止める」こともできる可能性を示す、とても心強いデータです。

さらに、2024年に発表されたAmend et al.の研究は「アンブレラレビュー」と呼ばれる、複数のシステマティックレビューをさらにまとめて分析するという、いわば"レビューのレビュー"です。この研究でも、乳歯・永久歯の両方においてシーラントのむし歯予防効果が確認されました。数多くの研究が一貫して同じ結論を示しているということは、シーラントの効果が偶然ではなく、確かなものであることを強く裏付けています。


むし歯になりやすい子にも効果はあるの?


「うちの子はもともとむし歯ができやすい体質だから、シーラントだけでは心配…」と感じる保護者の方もいらっしゃるかもしれません。

この疑問に答えてくれるのが、Paemanukornruk et al.(2025)のシステマティックレビューです。この研究では、むし歯リスクの高い児童に対してもレジン系シーラントは予防効果を発揮することが報告されています。

むしろ、むし歯リスクが高いお子さんほど、シーラントによる恩恵を大きく受けられる可能性があります。「むし歯になりやすいからこそ、シーラントを検討する価値がある」と言えるでしょう。




シーラントとフッ素塗布、どちらを選べばいいの?



むし歯予防というと、「フッ素塗布」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。「シーラントとフッ素塗布、結局どちらがいいの?」という疑問はよく聞かれます。ここでは、両者の違いと、それぞれの研究結果を見てみましょう。


そもそもフッ素塗布にはどんな種類があるの?


歯科医院で行われる専門的なフッ素塗布には、大きく分けて2つの種類があります。

  • フッ化物バーニッシュ:歯の表面に塗るタイプのフッ素で、粘りのある薬剤が歯に長時間くっつくことで、フッ素がじっくり歯に浸透するのが特長です。

  • 高濃度フッ素ゲル(APFゲルなど):ジェル状のフッ素をトレー(マウスピースのような器具)に入れて歯に当てる方法で、日本の歯科医院で広く行われているタイプです。

それぞれの予防効果については、コクランレビューにおいて以下のように報告されています。

いずれも一定の予防効果が科学的に確認されていますが、予防率には差があることがわかります。


シーラントとフッ素塗布を比べた研究では?


Kashbour et al.(2020)のコクランレビューでは、奥歯の溝のむし歯予防において、シーラントとフッ素塗布(主にバーニッシュ)の効果を直接比較しています。その結果、シーラントの方がやや優れている可能性が示唆されました。溝を物理的に埋めてしまうシーラントと、歯の表面を化学的に強化するフッ素塗布とでは、「溝のむし歯」に対してはシーラントに分があるというのは、メカニズムを考えると納得できる結果です。

一方で、Li et al.(2020)のメタアナリシスでは、両者の効果は同等という結果も報告されています。研究によって結論が異なるのは、対象者の条件や追跡期間などの違いによるものと考えられます。


「どちらか一方」ではなく「組み合わせ」がおすすめ


ここで大切なポイントがあります。シーラントとフッ素塗布は、それぞれむし歯を防ぐ仕組みが異なります

  • シーラント:歯の溝を物理的に埋めて、汚れや細菌の侵入を防ぐ

  • フッ素塗布:歯の表面全体のエナメル質を化学的に強化して、酸に溶けにくくする

つまり、両者は"守る場所"と"守り方"が違うのです。シーラントは溝のむし歯には非常に効果的ですが、歯と歯の間のむし歯は防げません。一方、フッ素は歯の表面全体に作用しますが、深い溝に対してはシーラントほどの効果は期待しにくいのです。

現時点では、シーラントとフッ素塗布を「どちらか一方」ではなく、組み合わせて使うことでより高い予防効果が期待できると考えられています。お子さんのむし歯リスクや歯の状態に応じて、歯科医師と相談しながら最適な組み合わせを選ぶのがおすすめです。

日本の保険制度に関する補足(2026年4月現在)

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費用面も気になるところですよね。日本では、歯科医院で行う高濃度フッ素塗布(APFゲル等のフッ化物歯面塗布)は健康保険が適用されるため、比較的安価に受けることができます。一方、フッ化物バーニッシュは現在のところ保険適用外(自費診療)となっており、費用は医院ごとに異なります。

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保険適用の高濃度フッ素塗布でも、先ほどご紹介したとおりコクランレビューで約28%のむし歯予防効果が確認されています。「まずは保険の範囲内でできることから始めたい」という場合にも、十分にエビデンスのある選択肢です。費用面やお子さんのむし歯リスクなどを総合的に考慮しながら、かかりつけの歯科医師に相談されるとよいでしょう。



おうちでできることは? ——シーラントの効果を最大限に活かすための5つのポイント



シーラントを受ければ安心、とすべてを任せてしまうのはもったいないことです。シーラントが守れるのは「歯の溝のむし歯」だけで、歯と歯の間や歯ぐきの近くにできるむし歯は防ぐことができません。シーラントと毎日の家庭でのケアは、いわば車の両輪のようなもの。両方がそろって初めて、しっかりとした予防効果が生まれます。

ここでは、ご家庭で実践していただきたい5つのポイントをご紹介します。


ポイント1:6歳臼歯が生えてきたら、早めにかかりつけ歯科へ


6歳臼歯は、生え始めてから完全に生え揃うまでに1年以上かかることもあります。歯がまだ完全に顔を出していない生えかけの時期は、歯ぐきが一部かぶさっていて特にむし歯リスクが高い状態です。歯の溝がまだ汚染されていない早い段階でシーラントを施すのが理想的ですので、6歳臼歯が見え始めたら、なるべく早めに歯科医院に相談しましょう。


ポイント2:仕上げ磨きは9歳頃まで続ける


「もう小学生だから、自分で磨けるでしょう」と思いがちですが、実は9歳頃までは保護者の仕上げ磨きが大切です。6歳臼歯は口の一番奥にあるため、お子さん一人の力では歯ブラシがきちんと届きにくい場所です。特に生えかけの時期は、周囲の歯より背が低い状態なので、歯ブラシが当たりにくく磨き残しの原因になります。寝る前の仕上げ磨きを習慣にして、大人の目と手でしっかりチェックしてあげましょう。


ポイント3:定期検診でシーラントの状態をチェック


シーラントは「一度やったらずっと安心」というわけではありません。毎日の咀嚼(そしゃく——噛むこと)で少しずつ摩耗したり、一部が欠けたりすることがあります。欠けた部分から汚れが入り込むと、かえってむし歯のリスクが高まる場合もあります。定期的に歯科医院で状態をチェックしてもらい、必要に応じて補修(再塗布)してもらうことが大切です。3〜6か月ごとの定期検診の際に一緒に確認してもらうのがよいでしょう。


ポイント4:フッ素入り歯みがき剤を毎日使う


シーラントで溝を物理的にガードしつつ、フッ素入りの歯みがき剤で歯の表面全体を化学的に強化する——この「ダブルの予防」がとても効果的です。毎日の歯磨きにフッ素入り歯みがき剤を使うことで、シーラントでは守りきれない歯と歯の間や歯ぐき付近の予防にもつながります。お子さんの年齢に合った濃度のフッ素入り歯みがき剤について、歯科医師に相談してみてください。


ポイント5:甘い飲食物の「とり方」を工夫する


むし歯菌は、糖分をエサにして酸を作り出し、その酸が歯を溶かすことでむし歯が進行します。ここで重要なのは、甘いものの「量」だけでなく「とり方」です。

特に気をつけたいのが、「だらだら食べ・だらだら飲み」。長時間にわたって少しずつ甘いものを口にし続けると、口の中がずっと酸性の状態に保たれ、むし歯菌にとって最も活動しやすい環境になってしまいます。食事やおやつの時間を決めて、メリハリのある食べ方をすることで、お口の中を酸性から回復させる時間を確保しましょう。




知っておきたいポイント、もう一度おさらい



ここまでの内容を整理してみましょう。

  • シーラントは、6歳臼歯の溝のむし歯を最大80%予防できる、科学的根拠がしっかりした予防法です。 ADA(アメリカ歯科医師会)、WHO(世界保健機関)をはじめとする世界的な機関が推奨しており、複数のコクランレビューやシステマティックレビューで繰り返し効果が確認されています。

  • 歯を削らず、痛みもほとんどない処置です。 1本あたり数分で完了し、麻酔も通常は不要です。お子さんの身体的・心理的な負担が少ないのが大きなメリットです。

  • むし歯リスクの高いお子さんにも有効です。 「うちの子はむし歯になりやすいから…」という場合こそ、シーラントの恩恵を受けやすい可能性があることが研究で示されています。

  • シーラントだけに頼るのではなく、フッ素塗布・毎日の歯磨き・食生活の管理と組み合わせることで、予防効果はさらに高まります。 それぞれが異なる仕組みでむし歯を防ぐため、複数の方法を組み合わせる「多層的な予防」が最も効果的です。

お子さまの6歳臼歯が生えてきたら、まずはかかりつけの歯科医院でシーラントについて相談してみてはいかがでしょうか。お子さまの歯について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。




参考文献



  1. World Health Organization. Ending childhood dental caries: WHO implementation manual. 2019. *WHOが発表した小児むし歯の予防・管理に関する包括的なガイドライン。フッ素、糖質制限、シーラントなどの予防策を体系的にまとめたものです。*

  2. American Dental Association. ADA Policy: Use of Pit-and-Fissure Sealants. 2023. *アメリカ歯科医師会によるシーラントの公式見解。最大80%のむし歯予防効果と最大9年間の持続性を報告しています。*

  3. Ahovuo-Saloranta A, Forss H, Walsh T, et al. Pit and fissure sealants for preventing dental decay in permanent teeth. *Cochrane Database Syst Rev.* 2017. *永久歯へのシーラントの効果を検証したコクランレビュー。複数の臨床試験のデータを統合し、シーラントのむし歯予防効果を確認しました。*

  4. Wright JT, Tampi MP, Graham L, et al. Sealants for preventing and arresting pit-and-fissure occlusal caries in primary and permanent molars: A systematic review of randomized controlled trials. *J Am Dent Assoc.* 2016. *ADAとAAPD(アメリカ小児歯科学会)の合同によるシステマティックレビュー。シーラントのむし歯予防効果と初期むし歯の進行抑制効果を確認しています。*

  5. Amend S, Boutsiouki C, Winter J, et al. Clinical effectiveness of pit and fissure sealants in primary and permanent teeth of children and adolescents: an umbrella review. *Eur Arch Paediatr Dent.* 2024. *複数のシステマティックレビューをさらにまとめた「アンブレラレビュー」。乳歯・永久歯ともにシーラントの効果が一貫して認められることを確認しました。*

  6. Paemanukornruk Y, Luksamijarulkul N, Gaewkhiew P. Resin-based sealant effectiveness in high-caries risk children: a systematic review. *BMC Oral Health.* 2025. *むし歯リスクの高い児童を対象にしたシステマティックレビュー。ハイリスク児でもレジン系シーラントが予防効果を発揮することを報告しています。*

  7. Kashbour W, Gupta P, Worthington HV, et al. Pit and fissure sealants versus fluoride varnishes for preventing dental decay in the permanent teeth of children and adolescents. *Cochrane Database Syst Rev.* 2020. *シーラントとフッ素バーニッシュの効果を直接比較したコクランレビュー。奥歯の溝のむし歯予防において、シーラントがやや優れている可能性を示唆しました。*

  8. Li F, Jiang P, Yu F, et al. Comparison between Fissure Sealant and Fluoride Varnish on Caries Prevention for First Permanent Molars: a Systematic Review and Meta-analysis. *Sci Rep.* 2020. *第一大臼歯に対するシーラントとフッ素バーニッシュの効果を比較したメタアナリシス。両者の効果は同等という結果を報告しています。*

  9. Slayton RL, Urquhart O, Araujo MWB, et al. Evidence-based clinical practice guideline on nonrestorative treatments for carious lesions. *J Am Dent Assoc.* 2018. *ADAによる、むし歯の非切削治療(歯を削らない治療)に関するエビデンスに基づく診療ガイドライン。シーラントやフッ素などの予防的介入を推奨しています。*

  10. Kapoor V, Kumar A, Manjunath BC, et al. Comparative evaluation of retention and cariostatic effect of glass ionomer, hydrophobic & hydrophilic resin-based sealants: a systematic review and meta-analysis. *Evid Based Dent.* 2023. *シーラントの材料(グラスアイオノマー、レジン系)ごとの保持率とむし歯予防効果を比較したシステマティックレビュー・メタアナリシスです。*

  11. Marinho VCC, Worthington HV, Walsh T, et al. Fluoride varnishes for preventing dental caries in children and adolescents. *Cochrane Database Syst Rev.* 2013. *フッ化物バーニッシュのむし歯予防効果を検証したコクランレビュー。約43%のむし歯予防効果が報告されています。*

  12. Marinho VCC, Worthington HV, Walsh T, et al. Fluoride gels for preventing dental caries in children and adolescents. *Cochrane Database Syst Rev.* 2015. *フッ素ゲルのむし歯予防効果を検証したコクランレビュー。約28%のむし歯予防効果が報告されています。*

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